先輩インタビュー情報技術グループ

ユーザーの声を的確に受けとめ、生産システムを構築
要求を凌ぐクオリティに結びつけるのがモットー
情報技術グループ 2003年入社

仕事の手応えを現場で体感できる

学生時代は、地元の大学のソフトウェア学科に通学。卒業後は実家に残るため、会津でコンピュータ関連の職種を志すことにしました。そんな中、会津オリンパスへ会社見学に訪れると、人事担当者をはじめ、職場で働く誰もが好印象。地元での認知度が高く、もともと憧れの企業だったこともあり、「一緒に働きたい」という思いが強くなりました。

最終的な決め手となったのは、職場環境です。一般的に、コンピュータ専門企業は外部企業から受託したシステムを構築しています。一方、会津オリンパスでは社内システムの開発を行っているため、依頼者の利用現場を直に目にすることができます。自分が携わった仕事の成果を実感できることに惹かれ、入社の意志を固めました。

専門を駆使してシステム開発に専心

私の所属する部署は、3チームで構成されています。まず、ネットワークやパソコン、サーバといったハード面の整備・導入を担うインフラ担当のチーム。そして、生産計画に関わるシステム開発を行うチーム。また、同じシステム開発でも人事や総務、経理にまつわる内容を受け持つチームに分かれています。

私は入社当初、人事系のシステム開発を行っていましたが、約10年前からは日々の生産数や出荷数の計画で使用するシステムの開発に携わっています。入社以来、一貫してシステム開発に従事し、学生時代に身につけた専門知識やスキルを存分に活用しています。コンピュータの基礎知識やプログラミングテクニックの予備知識がある分、開発技法の選択肢が増えて役立っています。

1日の仕事の流れ(モデルケース)

8:30 出社

メール対応や1日のスケジュールを確認。仕事の優先順位を決めます。
月曜日にはチームミーティングも。

9:30 社内打ち合わせ

チームメンバーやシステムを導入する部署と打ち合わせを実施し、進捗状況や課題などを共有します。

11:00 資料作成

システム開発を行ううえで必要なドキュメントを作成します。

12:30 昼食

13:30 サポート業務

社内ユーザーからのシステムに関する問い合わせに対応。

15:00 システム開発

担当するシステムの設計や開発などを行います。

17:30 残務整理

やり残した仕事を片づけ、翌日のスケジュールを確認。

18:30 退社

システム開発の要は技術知識と情報共有

システムを開発するには、ソフトウェアの知識だけでなく、ユーザーの要望を正確に汲み取る力が必要です。これが意外に難しいもの。そのため、お互いの認識にズレが生じないよう、少しでも曖昧だと感じれば納得がいくまで調整作業を繰り返します。

また、日頃から仕事以外の場でも会話する機会を増やしたり、一緒に飲みに行ったりして、意思疎通をしやすい関係づくりをすることも大切です。そして、自発的にアイディアを提案することを心がけ、当初の要求以上のシステムを構築するよう努めています。

その結果、より良いものが完成し、依頼者から感謝されるとモチベーションにつながります。例えば、手作業に頼っていた従来の工程をシステム化し、「作業が楽になったよ」「時間が短縮できて助かった」などと声をかけられると、本当にうれしくなりますね。

イベントにアウトドアに、充実のオフ

現在「親睦会」の会長を務め、社員間の交流を目的にイベントなどを企画しています。例えば、新入社員の歓迎会や社員旅行のほか、秋には大通りで会津磐梯山踊りを楽しむ「会津まつり」への参加も主催します。さまざまな企業や団体が参加するため、踊り子の数は数百人にもなり、当日は大いに盛り上がります。企画の準備はなかなか大変ですが、親睦会の役員はすべての部署から選出されているので、日頃の業務では接点を持てない人とも知り合えるのが楽しいですね。

学生時代からアウトドアで過ごすことが好きなので、会津の豊かな自然はとても魅力的です。休日はキャンプをはじめ、夏は猪苗代湖で湖水浴、冬はスノーボードと、恵まれた環境を謳歌しています。また、地元なだけに周囲に旧友が多いことや、酒処であることも会津に惹かれる理由です。私を含め職場にはお酒の好きな人が多く、気が合いますね(笑)。

全社共通の大規模システム開発に挑戦

オリンパスには、会津オリンパスのほか、青森オリンパスや白河オリンパスなど、全国にいくつかのグループ会社や拠点があります。現在、私の業務は会津オリンパス内の内容が中心ですが、全社共通のシステムづくりなど、大規模なプロジェクトにも取り組んでいます。今後も系列各社との合同プロジェクトに積極的に関与していきたいですね。