会津オリンパスが製造する内視鏡とは

内視鏡とは

先端にレンズのついた管を、身体の中に差し入れて観察。処置・治療も可能な人にやさしい医療機器。

内視鏡は、外から見えない身体の中に先端にレンズのついた管を差し入れ、内視鏡コントロール部の操作により、ドクターの目や手に代わり自在に動かすことができます。観察や診断はもちろん、場合によっては処置や治療までも可能です。内視鏡は、人体へのダメージを最小限に抑え、患者さんの早期社会復帰をサポートする、代表的な低侵襲医療機器です。

胃カメラの時代から進化した内視鏡

胃の内部をリアルタイムで観察・記録します。

1952年に世界に先駆けて胃カメラの実用化に成功し、以来着実に内視鏡の機能を進化させてきたオリンパス。
胃カメラは挿入管の先端に取り付けた小型フィルムで胃内部を撮影、後に現像した写真から病変を診断したため、他の病変部を撮り逃がすリスクがありました。
それから大きく進化した内視鏡は、胃の内部をリアルタイムで観察・記録できます。しかも場合によっては内視鏡先端部から出る処置具類で処置・治療もできるのです。内視鏡はもはや胃を見るだけでなく、高い技術の集約された、細くしなやかなマジックハンドになりました。
詳しくは内視鏡の歴史をご覧ください。

オリンパス株式会社の『おなかの健康ドットコム』へリンクします。 「おなかの健康ドットコム」は医師の監修のもと、「一般の方」向けにおなかの健康に関する情報を提供する目的で作られたウェブサイトです。

代表的な製品ラインアップ

会津オリンパスが製造する、多品種の内視鏡。

内視鏡は、限られた大きさの中に多彩な機能が組み込まれています。
オリンパスの内視鏡は、長年培った光学・デジタル技術と、会津オリンパスの最新設備最新技術卓越した技能等が集結した、グループ総力の結晶ともいえます。
内視鏡の進化とともにバリエーションも増え、会津オリンパスでは、様々な消化器系・外科系の製品を世界に送り出しています。その代表的な製品を一部ご紹介します。

代表的な製品ラインアップ

各イラストをクリックすると、検査に用いる代表的な会津オリンパスの製品が見られます。

内視鏡洗浄消毒装置の製造

安心して検査・処置・治療を受けられる内視鏡の洗浄・消毒装置。わずかな時間で自動洗浄・消毒を行います。


内視鏡洗浄消毒装置

患者さんが安心して内視鏡での検査・処置・治療を受けられるように、医師が症例間の内視鏡の洗浄消毒をより効率良く、より安全に行える「内視鏡洗浄消毒装置」の製造も行っています。会津オリンパスの製造するこの装置は、水と酸素・酢酸に分解される過酢酸消毒液を使用し、わずか18分でスコープを2本同時に自動洗浄・消毒する、環境に配慮した製品です。